出典 · 近現代の翻案・映像化
日本大百科全書(ニッポニカ)
小学館 · 1984-94年刊、随時改訂(2026年9月閲覧) · Encyclopedia Nipponica
日本語の百科事典。生物名・学術用語の命名の由来の確認に使う。コトバンク経由で参照。
この出典が語っていること
アルカディア
- アルカディアは古代ギリシャで田園生活の理想郷と考えられ、17世紀の絵画や文芸に影響を与え、のちに牧歌的理想郷の代名詞となった。牧人の楽園という考えは、現実のアルカディアから地理的にも時代的にも離れるにつれて強くなった。 (コトバンク「アルカディア」(2026年9月29日閲覧))
- アルカディアはギリシャ神話とかかわりが深く、ヘルメスやパンはここの生まれと伝えられる。 (コトバンク「アルカディア」)
- 関係: visited_by → pan (日本大百科全書: パンはここの生まれ)
- 関係: visited_by → hermes (日本大百科全書: ヘルメスはここの生まれ)
カシオペイア
- 現代の日本の事典では、カシオペヤ座は5つの星がW字形に並ぶ北天の星座で、秋の宵に北の空高く昇り、北斗七星が低いときに北極星を見つける目印になる。W字形は、カシオペヤが椅子に腰かけた姿とされる。 (日本大百科全書(ニッポニカ)「カシオペヤ座」、デジタル大辞泉「カシオペヤ座」(2026年9月閲覧))
エリュシオン
- パリの大通りシャンゼリゼ(Champs-Élysées)は、フランス語で「エリュシオンの野」そのもの。日本大百科全書によれば、1664年にコルベールの命で整地が始まり、1709年にシャンゼリゼ(楽園の原)と名づけられた。 (日本大百科全書「シャンゼリゼ」、平凡社『世界大百科事典』(旧版)「楽園」(2026-09-30 確認))
ヘレ
- ヘレスポントスは「ヘレの海(ポントス)」の意味で、現在のトルコのダーダネルス海峡を指す古名。神話の少女の名が、エーゲ海とマルマラ海を結ぶ海峡の名に残っている。 (アポロドーロス 1.9.1。ダーダネルス海峡との同定は辞典類で未確認)
オリュンポス山
- テッサリアとマケドニアの境にある実在の山塊で、最高峰ミティカスは2,917mとギリシャの最高峰。「オリュンポス」と呼ばれた山は古代に各地にあったが、ヘロドトスはドーリス人の故地を「オッサとオリュンポスの下のヒスティアイオティス」と書き、テッサリアの山を指している。ホメロス以来、この山がゼウスをはじめとする神々の住む所と信じられた。 (ヘロドトス 1.56(ドーリス族がオッサとオリュンポスの麓のヒスティアイオティスに住んだ)。山の位置・標高と、各地の「オリュンポス」の存在については OCD『Olympus』の項)
プレイアデス
- 日本ではこの星団を「すばる」と呼ぶ。星々が糸を通して一つに統べたように集まっているので「統ばる」星と呼んだ、という説明が辞書に見え、古代の玉飾り「すまるの玉」から来たとする説もある。星の名としては平安時代の辞書『和名類聚抄』に現れ、清少納言『枕草子』の「星はすばる」で広く知られる。ギリシャ神話とは別々に、同じ星団に名前がついていたことになる。 (コトバンク所収『日本大百科全書(ニッポニカ)』「すばる」、『デジタル大辞泉』「すばる」。『枕草子』の段数は底本により異なるため未記載)