呼び名の違い

ヘルメスとマーキュリー、同じ神?

伝令の神ヘルメスは、ローマではメルクリウス、英語ではマーキュリー。この名前は、ローマの商いの言葉から生まれた。

マーキュリーは英語の読み

マーキュリーは、ローマの商いの神メルクリウス(Mercurius)を英語で読んだ名前です。ローマでは、この神がギリシャのヘルメスと同じ神と見なされた。

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名前は「商品」から

メルクリウスという名は、ラテン語の「商品」から来たとされる。エトルリア語から来たとする説もある。もとは商人と盗人の神だった。ヘルメスのほうの名前の由来は、分かっていない。

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ギリシャのヘルメスにも、もともと盗人の顔があった。『ヘルメス讃歌』の赤ん坊ヘルメスは、生まれたその日に兄の牛を盗み、しれっと言い逃れまでしてみせる。

古拙期ホメロス風讃歌

水星と、気の変わりやすい人

太陽にいちばん近い惑星は、古代ローマのラテン語ですでにメルクリウスと呼ばれていた。英語のMercuryも、水星の名前である。

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英語のmercurialは、もとは「水星の影響を受けた」という意味。17世紀の半ばから、「陽気な」「移り気な」「すばしこい」の意味で使われるようになった。水星の下に生まれた人の気質とされたものに、水銀のころころ動く性質も重ねられている。

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