呼び名の違い

クロノスとサターン、同じ神?

わが子を呑み込んだ神クロノスは、ローマではサトゥルヌス、英語ではサターン。ローマでのこの神は、畑を耕すことを人間に教えた、黄金時代の王だった。

サターンは英語の読み

サターンは、ローマの神サトゥルヌス(Saturnus)の英語の読み方です。ローマでは、この神がギリシャのクロノスと同じ神と見なされた。

近現代オンライン語源辞典近現代デジタル大辞泉

もとは畑の神

サトゥルヌスは、もとはイタリアの農業の神です。太古のイタリアに現れて人々に畑の耕し方を教え、黄金時代を築いたと伝えられる。ギリシャの話と結びつけると、ゼウスに王位を奪われてイタリアへ逃れてきた、ということになる。

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12月には、この神の祭りサトゥルナリアが開かれた。

近現代日本大百科全書(ニッポニカ)

名前の由来は二説

世界大百科事典は、サトゥルヌスの名を「種をまく者」の意とする。一方、英語の語源辞典は、「種をまく」から来たという説明を俗説とし、エトルリア語から来た名かもしれない、と書いている。

近現代改訂新版 世界大百科事典近現代オンライン語源辞典

土星と土曜日

英語のSaturnは、惑星の土星の名前でもある。当時知られていたうちで、いちばん遠い惑星だった。土曜日のSaturdayは「土星の日」の意味で、ラテン語の「サトゥルヌスの日」を英語に移したもの。

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