呼び名の違い

アレスとマーズ、同じ軍神?

戦の神アレスは、ローマではマルス、英語ではマーズ。ギリシャでは嫌われ者だった軍神が、ローマでは国を守る大神になった。

マーズは英語の読み

マーズは、ローマの軍神マルス(Mars)の英語の読み方です。ローマではこの神が、ギリシャのアレスと同じ神と見なされた。

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ローマでは国を守る神

ギリシャのアレスは、父ゼウスに「おまえがいちばん憎い」と言われるほどの嫌われ者だった。ローマのマルスは違う。ユピテルに次ぐ国の守り神として、あつく崇められた。ローマを築いたロムルスとレムスの兄弟の父ともいわれる。

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受け持ちも戦だけではない。戦争のほかに、農業や牧畜、予言もつかさどった。聖なる動物は狼とキツツキ。

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3月と火星

マルスの祭りは、軍を出す季節の3月と10月に集まっていた。3月をローマでマルティウスの月と呼んだのはこの神の名からで、英語のMarchもそこから来ている。

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赤く輝く火星をマルスと名付けたのは、ローマ人だった。血の色をしているからだろう、と英語の語源辞典は書く。ギリシャ人は同じ星を、「燃えるもの」と呼んでいた。

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