ギリシャ神話が語源の言葉

プルート

冥王星・プルトニウム

ペルセポネを連れ去るハデス。ヴェルギナの王墓の壁画。
ペルセポネを連れ去るハデス。ヴェルギナの王墓の壁画。作者不詳『ペルセポネを連れ去るハデス』前4世紀(コモンズの説明による)・Public domain

ハデスのもう一つの名プルトン(「富める者」)のラテン語形プルトが、1930年発見の天体の名になった。1942年に命名されたプルトニウムは、周期表でネプツニウムの次に来ることが海王星の次に冥王星が来る順序と重なることによる。日本語の「冥王星」は、星の随筆家として知られる野尻抱影が和名として提案し、広まった名である。

近現代オンライン語源辞典近現代日本大百科全書(ニッポニカ)

元になった神話

ハデス冥界を支配する神で、ゼウス・ポセイドンの兄弟。オリュンポスには住まず、十二神に数えられないのが通例。ペルセポネを攫って妻とし、その和解から季節の循環が生まれる。