ファウナ
動物相

ある場所や同じ環境にすむ動物の全種類(動物相)を、ファウナという。植物相を指すフローラと対になる語。もとは、ローマの田園の豊穣の女神ファウナの名で、森と野の神ファウヌスの妻とも妹とも娘ともされる。リンネが1746年に、スウェーデンの動物を一覧にした本の題を『スウェーデン動物誌』(Fauna Suecica)とし、植物を一覧にした『スウェーデン植物誌』(Flora Suecica)と対にしたことから広まった。英語では1771年から記録がある。ファウヌスは、ギリシャの牧神パンにあたる神である。
近現代日本大百科全書(ニッポニカ)近現代オンライン語源辞典
