ギリシャ神話が語源の言葉

ヒドラ

淡水の小動物

鎌首をもたげるヒドラと、立ち向かうヘラクレス。モローの絵。
鎌首をもたげるヒドラと、立ち向かうヘラクレス。モローの絵。ギュスターヴ・モロー『ヘラクレスとレルネのヒドラ』1876年・Public domain

池や沼の水草などに付着して暮らす、体長1センチほどの刺胞動物。体を切ってもそこから再生する力が強く、首を切ると新しい首が生えた多頭の水蛇ヒドラにちなんで名づけられた。属名としては1798年から記録があり、etymonline はリンネが再生力からこう名づけたと伝える。

近現代デジタル大辞泉近現代日本大百科全書(ニッポニカ)近現代オンライン語源辞典

元になった神話

ヒドラアルゴス近くのレルネの沼に棲んだ多頭の水蛇。首を切るとそこから新しい首が生えた。ヘラクレスが甥イオラオスの助けで倒し、その胆汁(毒)に浸した矢が、のちにケンタウロスのネッソス、さらにヘラクレス自身の死を招く。

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