ギリシャ神話が語源の言葉

モンパルナス

乞食姿の主人の足を洗う老いた乳母。膝の傷は、パルナッソスの猪狩りで負ったものだった。
乞食姿の主人の足を洗う老いた乳母。膝の傷は、パルナッソスの猪狩りで負ったものだった。エドワード・ポインターの周辺の画家『イタケで老いた乳母エウリュクレイアに気づかれる乞食姿のオデュッセウス』制作年不明・Public domain

パリのセーヌ川の左岸、南部にある地区の名。名前は、もとこの地にあった、ギリシャのパルナッソス山の名を付けた丘にちなむ。パルナッソスは、アポロンの神託所デルポイの背後にそびえる山。19世紀の後半からはモンマルトルと並んで、エコール・ド・パリの画家たちの多くがここにアトリエを構え、20世紀に入ると前衛芸術家や亡命者の集まる街になった。

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元になった神話

パルナッソス山ギリシャ中部、デルポイの背後にそびえる山。デウカリオンの洪水で水の上に残った頂であり、若き日のオデュッセウスが猪狩りで膝に傷を負った山でもある。山中のコリュキオンの洞窟はニンフとパンの聖所とされた。