出典 · 古典期(悲劇・歴史)
オレステス
エウリピデス · 前408年 · Orestes
日本語訳: 松平千秋・久保正彰・岡道男編『ギリシア悲劇全集』岩波書店、1990-93(全13巻+別巻) / 丹下和彦訳『エウリピデス 悲劇全集』京都大学学術出版会(西洋古典叢書)、2012-16 · 原文・参考リンク ↗
この出典が語っていること
エレクトラ
- 関係: sibling → iphigenia (アガメムノンの娘として)
グラウコス(海の神)
- エウリピデス『オレステス』では、トロイアから帰るメネラオスがマレア岬に船を寄せたとき、波間から「ネレウスの予言者、偽らぬ神」グラウコスが現れ、兄アガメムノンが妻の手で最後の湯浴みのうちに殺されたと告げた。 (362-367)
- 関係: servant → nereus (アポロニオス 1.1311「神なるネレウスの代弁者」、エウリピデス『オレステス』364「ネレウスの予言者」。関係の種類は仮に「仕える者」とした)
- 関係: advisor → menelaus (362-367 マレア岬沖で、兄アガメムノンが殺されたことを告げる)
オレステス
- エウリピデス『オレステス』では神の裁きではなくアルゴス市民の集会にかけられ、姉とともに死刑を宣告される。追い詰めた末にヘレネとその娘を人質に取ろうとするところまで行く。同じ人物が、悲劇詩人によって英雄にも追い詰められた若者にもなる。 (866-956(市民集会)、1105-1176(ヘレネ殺害の計画))
テュンダレオス
- エウリピデス『オレステス』では、母を殺した孫オレステスを告発する側に回る。血縁の長老が法を盾に孫を追い詰めるという、悲劇での厳しい役どころ。 (470-629)
- 関係: grandparent → orestes (470-629 娘クリュタイムネストラの子)