ギリシャ神話が語源の言葉

ケフェウス座

ケフェイド変光星

海の怪物への生贄として、岩につながれたアンドロメダ。
海の怪物への生贄として、岩につながれたアンドロメダ。エドワード・ポインター『アンドロメダ』1869年・Public domain

北の空のケフェウス座は、エチオピアの王の姿で、王妃カシオペイアの夫、王女アンドロメダの父にあたる。ローマ時代のヒュギヌスの『天文譜』によれば、娘アンドロメダが英雄ペルセウスに救われて妻になったので、一家がそろっていつまでも残るように、父の王も星のあいだに数えられた。英語では15世紀半ばから星座の名として見える。語源辞典が「暗い」と書く目立たない星座だが、その名は天文学の用語に残っている。明るさが変わる星(変光星)の一種を、英語で Cepheid(ケフェイド)と呼ぶ。この種の星で最初に見つかったのが、ケフェウス座のデルタ星だったからで、1904年からの言葉である。

ローマ期天文譜近現代オンライン語源辞典近現代国立天文台 公式サイト

元になった神話

アンドロメダエチオピア王ケペウスとカシオペイアの娘。母が海のニンフより美しいと誇ったため、海の怪物への生贄として岩に縛られ、通りかかったペルセウスに救われて妻となった。一家そろって星座になっている。

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