出典 · 古典期(悲劇・歴史)
エレクトラ
ソポクレス · 前410年代頃 · Electra
日本語訳: 松平千秋・久保正彰・岡道男編『ギリシア悲劇全集』岩波書店、1990-93(全13巻+別巻) / 『ギリシア悲劇II ソポクレス』ちくま文庫、1986 · 原文・参考リンク ↗
この出典が語っていること
アガメムノン
- 関係: parent → electra (ホメロスには名が無い)
クリュタイムネストラ
- 関係: parent → electra (ホメロスには名が無い)
エレクトラ
- ソポクレス『エレクトラ』では劇の全体が彼女の嘆きと執念でできている。弟が死んだという偽の報せを信じて一人で復讐を実行しようとし、妹クリュソテミスと対立する。主役が弟から姉に移っている。 (254-309(嘆き)、947-989(単独での復讐計画))
- ソポクレス『エレクトラ』の冒頭で、守り役の老人は、父が殺されたとき幼いオレステスをエレクトラの手から受け取って連れ出し、育てたと語る。 (11-14)
- 関係: child → agamemnon (『供養する女たち』124-151(父の墓への献酒))
- 関係: child → clytemnestra (516-633 の母娘の対決)
- 関係: sibling → orestes (三作すべてで再会の場面が劇の要)
イピゲネイア
- 『イリアス』9.145 のイピアナッサをイピゲネイアと同じ人物とみる読みは古代からある。ルクレティウスはアウリスで犠牲にされた娘を「イピアナッサ」と呼んでおり、同一視の明確な例として古い。一方ソポクレス『エレクトラ』はイピアナッサを生きている姉妹として別に数える。名前が似ており、どちらも「力(イピ)」を含む。 (『イリアス』9.144-145 / ルクレティウス『事物の本性について』1.80-101(名は 1.85)/ ソポクレス『エレクトラ』157)
オレステス
- 関係: sibling → electra (『供養する女たち』168-234 の再会の場面)