ギリシャ神話が語源の言葉

巨人

ユピテル(ゼウス)をはじめとする神々が守るオリュンポスに、巨人たちが攻めかかる場面(王宮の天井画のための下絵)。フランシスコ・バイエウの作。
ユピテル(ゼウス)をはじめとする神々が守るオリュンポスに、巨人たちが攻めかかる場面(王宮の天井画のための下絵)。フランシスコ・バイエウの作。フランシスコ・バイエウ『オリュンポス:巨人たちとの戦い』1764年・Public domain

英語 giant は1300年頃から見られる。ギリシャ語 Gigas(複数 Gigantes)がラテン語 gigas、俗ラテン語、古フランス語 geant / jaiant を経て英語に入った。ギリシャ語では、ガイアとウラノスの子で最後は神々に滅ぼされた荒々しく巨大な一族を指した。Gigas を gēgenēs「大地から生まれた」から説明する説は、etymonline によれば支持できないとされる。形容詞 gigantic は1610年代から。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

ギガース大地ガイアの子である巨人族。ヘシオドスでは切り落とされたウラノスの血から、輝く鎧と長い槍を持って生まれる。後代にはオリュンポスの神々に戦いを挑み、人間の英雄ヘラクレスの助けで滅ぼされる「ギガントマキア」の敵役になる。ホメロスでは、神々と戦う話はなく、滅びた荒々しい一族として名が出るだけ。

ギガースから来たほかの言葉