うしかい座・アルクトゥルス

大熊(おおぐま座)の後ろに続く星座がうしかい座。そのいちばん明るいオレンジ色の星がアルクトゥルスで、ギリシャ語で「熊の番人」という意味になる。語源辞典によれば、大熊の後を追うこの星座は、「熊の番人」とも「牛飼い」(ボーテス)とも呼ばれた。英語のアルクトゥルスは14世紀後半から記録がある。ローマ時代のヒュギヌスの『天文譜』は、この星座の人物を、熊に変えられたカリストとゼウスのあいだの子アルカスだとする伝えを挙げる。熊になった母の後ろに、息子が番人として続いていることになる。別の人々は、正しく信心深かったので酒の神から葡萄の木と葡萄酒を授かった男だと言った、とも書いている。
