ギリシャ神話が語源の言葉

大西洋

天球を肩に担ぐ、ファルネーゼのアトラス。
天球を肩に担ぐ、ファルネーゼのアトラス。写真: Carlo Raso『ファルネーゼのアトラス』2世紀(前1世紀の原作の写し)。2018年撮影・Public domain

Atlantic はギリシャ語 Atlantikos「アトラスの」から来ている。もとは北アフリカ西部のアトラス山(天を支える巨人アトラスと重ねられた山)の沖の海を指した。ヘロドトスはすでに前5世紀に「ヘラクレスの柱の外の海は、アトラスの海(アトランティス)と呼ばれる」と書いている。ヨーロッパ・アフリカとアメリカ大陸のあいだの大洋全体を指すようになったのは1600年ごろから。

近現代オンライン語源辞典古典期歴史

元になった神話

アトラス世界の西の果てで天を支え続けるティタン神族の一柱。イアペトスの子でプロメテウスの兄弟にあたる。ホメロスでは海の深みを知り、天と地を隔てる柱を保つ者とされ、カリュプソの父。地名のアトラス山脈、大西洋(Atlantic)、そして地図帳の atlas へと名前が広がった。

アトラスから来たほかの言葉