出典 · 近現代の翻案・映像化
オックスフォード英語辞典
現代 · Oxford English Dictionary
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この出典が語っていること
ガニュメデス
- ラテン語形 Catamitus から英語の catamite(年長の男の相手をさせられる少年)という語が生まれた。Catamitus は Ganymedes の訛った形で、英語では1590年代から使われる。神話の名が近代語の語彙として残った例の一つ。 (etymonline「catamite」の項(ラテン語 Catamitus は Ganymedes の崩れた形、英語初出1590年代)で確認。OED / Merriam-Webster の catamite の項も同じ語源を立てる)
黄金の林檎
- 「不和の林檎(apple of discord)」は、争いの種そのものを指す慣用句として近代語に定着した。英語では1400年頃から見え、ペレウスとテティスの婚礼にエリスが投げ込んだ林檎の話として説明される。 (etymonline「discord」の項が Apple of Discord を1400年頃とし、婚礼に投げ込まれた話として説明する。OED の apple of discord の項も同じ)
パンダロス
- 英語の pander(男女の仲を取り持つ者、転じて情欲に迎合する)は、この名から生まれた。ただし語源になったのはホメロスの弓兵ではなく、中世のトロイア物語で逢瀬を取り持つ役に変えられたパンダルスのほうで、辞書はボッカッチョからチョーサーへ受け継がれた人物像を典拠に挙げる。名詞は1520年代、動詞は1600年頃から。語源の節も参照。 (etymonline「pander」の項で確認(中英語 Pandare は14世紀末、チョーサーがボッカッチョ『フィロストラト』から取ったもので「物語も名も中世の作り物」。名詞1520年代、動詞1600年頃)。OED / Merriam-Webster の pander の項も同じ系統)
トロイアの木馬
- 英語 Trojan horse は1570年代から「内部に仕掛けられた罠」の比喩として使われ、コンピュータ用語としては1982年からの用例が記録される。無害を装って持ち込まれ内部から加害するものの名。語源の節も参照。 (語源ファイル trojan-horse-malware と同じ確認(etymonline による1570年代・1982年の初出)。OED / Merriam-Webster の Trojan horse の項も同じ)