ギリシャ神話が語源の言葉

ミノア文明

死者の裁き手となったミノス。ドレがダンテ『神曲』に描いた挿絵。
死者の裁き手となったミノス。ドレがダンテ『神曲』に描いた挿絵。ギュスターヴ・ドレ『ミノス(ダンテ『神曲』地獄篇 第5歌の挿絵)』1857年(コモンズの記載)・Public domain

クレタ島の青銅器時代の文明を指す呼び名。英語 Minoan は1894年から見られ、考古学者アーサー・エヴァンズが伝説のクレタ王ミノスにちなんで用いた。日本語では「クレタ文明」の別称として「ミノア文明」「ミノス文明」が使われる。

近現代オンライン語源辞典近現代デジタル大辞泉近現代改訂新版 世界大百科事典

元になった神話

ミノスゼウスとエウロペの子で、クレタ島クノッソスの王。海を支配し、アテナイに若者の貢ぎを課してミノタウロスに捧げさせた。死後は冥界で死者を裁く。19世紀末の考古学者は、この王の名からクレタの青銅器文明を「ミノア文明」と名づけた。