ギリシャ神話が語源の言葉

セリウム

ヴェールをかぶって座る、クニドスのデメテル。
ヴェールをかぶって座る、クニドスのデメテル。作者不詳『クニドスのデメテル』前350年ごろ(ヘレニズム期。コモンズの説明による)・CC0

元素セリウム(記号 Ce)の名は、2段階を経て女神にたどり着く。1801年に最初の小惑星が見つかり、ローマの農業の女神ケレスの名が付いた。ケレスはギリシャのデメテルと同じ女神とされる。その2年後の1803年、ベルセリウスらが新しい物質を見つけ、当時の大発見だったこの小惑星にちなんでセリアと呼んだ。そこから取り出された金属がセリウムで、純粋な形で取り出されたのは1875年。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

デメテル穀物と農耕の女神。娘ペルセポネを冥界に奪われた悲しみから大地を実らせるのをやめ、人類を飢饉の淵に追い込んだ。その和解として季節の循環が生まれ、エレウシスの秘儀が人々に授けられる。

デメテルから来たほかの言葉