出典 · 古典期(悲劇・歴史)
パイドン
プラトン · 前4世紀前半 · Phaedo
処刑の日のソクラテスが、魂の不死を論じる対話篇。ステファヌス版のページで参照する。終わり近く(111c-114c)で、地下を流れるオケアノス、アケロン、ピュリプレゲトン、コキュトスの四つの川と、死者の魂の行き先を語る。英訳は Fowler(Loeb)。
この出典が語っていること
アケロン
- プラトン『パイドン』のソクラテスの神話では、地下の四つの大河のうち、最も外側を回るオケアノスと逆向きに流れるのがアケロンで、荒れ地を抜け地下をくぐってアケルシアス湖に注ぐ。多くの死者の魂はこの湖に来て定められた時を過ごし、生き物に生まれ変わる。よくも悪くもない生を送った者は舟でアケロンを下って湖で清められ、癒やしうる重罪を犯した者はタルタロスから一年後に川で湖へ運ばれ、害した相手に許しを乞う。許されれば湖へ出られ、許されなければタルタロスへ戻される。 (112e-113a、113d、114a-b)