出典 · 古典期(悲劇・歴史)
ミュルミドネス(散逸)
アイスキュロス · 前5世紀前半 · Myrmidons (lost)
アキレウスを主人公とする三部作の一作とされるが散逸し、断片と他の著作での言及でのみ知られる。内容の多くはプラトン『饗宴』180a の言及など、間接的な証言から推定される。
この出典が語っていること
アキレウス
- 古典期のアテナイでは二人は恋人として読まれていた。ただし役割の理解は割れており、アイスキュロス(散逸悲劇『ミュルミドネス』)はアキレウスを愛する側としたが、プラトン『饗宴』でパイドロスは「アイスキュロスは馬鹿げたことを言う」と反論し、より若く髭も生えていないアキレウスこそ愛される側だと主張する。 (『饗宴』179e-180b(アイスキュロスへの反論は 180a))
ミュルミドン人
- アイスキュロスには、ミュルミドン人を題名にした悲劇『ミュルミドネス』があったが散逸し、断片と後代の言及でしか知られない。 (出典ファイルの説明による)
パトロクロス
- プラトン『饗宴』のパイドロスは、パトロクロスこそ「愛する側」でアキレウスが「愛される側」だとし、アキレウスを愛する側としたアイスキュロスを名指しで否定する。古代の内部でも解釈が割れていた。 (180a)