土星の衛星タイタン

土星でいちばん大きな衛星タイタンは、1655年にオランダの天文学者が見つけ、はじめはラテン語で「土星の月」とだけ呼ばれていた。今の名を付けたのは、天文学者ジョン・ハーシェル。土星の英語名サターン(サトゥルヌス)はギリシャ神話のクロノスにあたり、クロノスはティタンと呼ばれる古い神々の一人である。ハーシェルは土星の衛星の名前について、「サトゥルヌスは自分の子を呑み込んでしまったので、家族を周りに集められない。だから兄弟姉妹のティタンたちから選んだ」と書いている。子どもを呑んだ父の神話が、衛星の名付けの決まりになった。
近現代NASA公式サイト