ギリシャ神話が語源の言葉

サイレン

帆柱に縛られたオデュッセウスの船を取り囲むセイレーンたち。ウォーターハウスの絵。
帆柱に縛られたオデュッセウスの船を取り囲むセイレーンたち。ウォーターハウスの絵。ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『オデュッセウスとセイレーン』1891年・Public domain

警報装置のサイレン。歌で船乗りを惑わせたセイレーンの名から。英語 siren は14世紀半ばに神話上の海の精として入り、1580年代に「魅惑する女性」の比喩、警報音を出す装置の意味は1879年(汽船について)から記録される。日本語の「サイレン」はこの装置の意味を英語から受け取ったもの。

近現代オンライン語源辞典近現代精選版 日本国語大辞典

元になった神話

セイレーン航海者を歌声で惑わし、その骨を岸辺に積み上げる海の存在。ホメロスは声の魅力だけを語り、姿も数も名も記さない。鳥の体を持つ姿や3人という数は後代の壺絵と神話誌に由来する。

セイレーンから来たほかの言葉