ギリシャ神話が語源の言葉

心理学

アモル(エロス)とプシュケ。プシュケの頭上の蝶は魂の象徴。フランソワ・ジェラールの作。
アモル(エロス)とプシュケ。プシュケの頭上の蝶は魂の象徴。フランソワ・ジェラールの作。フランソワ・ジェラール『プシュケとアモル(アモルの最初の口づけを受けるプシュケ)』1798年・Public domain

英語 psychology は近代ラテン語 psychologia から来ている。16世紀半ばにドイツでメランヒトンが、ギリシャ語 psykhē「息・魂」に -logia「学」をつけて作ったと考えられている。psykhē はクピド(エロス)の恋人プシュケの名でもあり、古代では魂が蝶の姿で表されることがあった。今の行動科学としての意味は1890年代から。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

プシュケ人間の王女で、あまりの美しさにウェヌス(アフロディーテ)の嫉妬を買い、その息子クピド(エロス)の妻となった娘。姿を見てはならない夫の正体を灯火で確かめて失い、ウェヌスの課す難題をくぐり抜けて神々の一員になる。物語としてまとまって残る最古の典拠は2世紀ローマのアプレイウスで、名前はギリシャ語で「魂」を意味する。

プシュケから来たほかの言葉