ギリシャ神話が語源の言葉

土星の衛星プロメテウス

岩に縛られて身をよじるプロメテウス。
岩に縛られて身をよじるプロメテウス。ニコラ=セバスチャン・アダン『縛られたプロメテウス』1762年(コモンズの説明による)・Public domain

土星の衛星プロメテウスは、1980年に探査機ボイジャー1号の画像から見つかった、じゃがいものような形の小さな衛星である。土星の細い環(F環)の内側を回り、環の粒が内へ広がらないように押さえる「羊飼い衛星」の役目をしている。名は、神々から火を盗んで人間に与えたプロメテウスから。すぐ外側には、同じ年に見つかった衛星パンドラが回っている。

近現代NASA公式サイト

元になった神話

プロメテウスティタン族イアペトスの子で、人間の側に立ってゼウスを欺いた神。供犠の分け前をごまかし、火を盗んで人間に与えた。その報いに岩に縛られて鷲に肝臓を啄まれ、人間にはパンドラが送られる。

プロメテウスから来たほかの言葉