プルトクラシー
金権政治

お金を持つ者が政治を動かすことを、英語で plutocracy、日本語で金権政治という。平凡社の世界大百科事典によれば、もとは古代ギリシャで「富める者による支配」を指し、賢い者の支配や戦士の支配、貧しい大衆の支配と並べて論じられた政治の形の一つだった。語源辞典によれば、ギリシャ語の「富」ploutos に「支配」を表す -kratia を付けた言葉で、英語では1650年代から使われている。この ploutos は、富の神プルトスの名そのものである。つまり金権政治は、神の名から作られたというより、神と同じ「富」という言葉から作られた言葉である。冥界の王ハデスの別名プルトン(ローマではプルート)も、地下から金属や宝石という富が出ることから、同じ ploutos から来ている。
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