ギリシャ神話が語源の言葉

土星の衛星フェーベ

探査機カッシーニが撮影した、土星の衛星フェーベ。
探査機カッシーニが撮影した、土星の衛星フェーベ。NASA/JPL/宇宙科学研究所(撮影)『探査機カッシーニが撮影した土星の衛星フェーベ』2004年・Public domain

土星の衛星フェーベ(ポイベ)は、1898年8月にアメリカの天文学者ウィリアム・ピッカリングが発見した。NASA は、土星の衛星はもともとギリシャ・ローマ神話のティタンとその子孫にちなんで名づけられたと説明しているが、フェーベそのものについては、ティタンの女神ポイベではなく「ギリシャ人がアルテミス、ローマ人がディアナと呼んだ女神の別名」と説明している。ヘシオドス『神統記』では、ティタンのポイベはレトの母で、アルテミスから見ると祖母にあたる。

近現代NASA公式サイト古拙期神統記

元になった神話

ポイベティタンの女神の一柱で、レトの母、つまりアポロンとアルテミスの祖母。アイスキュロスでは、デルポイの神託所をアポロンに誕生祝いとして譲り、アポロンの呼び名「ポイボス」はこの祖母の名から来たと語られる。