ギリシャ神話が語源の言葉

火星のオリンポス山

いまのオリュンポス山の最高峰。隣の峰から見た岩の頂。
いまのオリュンポス山の最高峰。隣の峰から見た岩の頂。写真: Melkov『オリュンポス山の最高峰ミティカス』2011年撮影・CC0

火星の巨大な火山は、オリンポス山(Olympus Mons)と呼ばれる。NASAの教材は、この名前はギリシャの神々が住むという伝説の山にちなむと説明し、ふもとの差し渡しは300マイル(約480キロ)を超え、高さは17マイル(約27キロ)、アメリカのアリゾナ州をすっぽり覆い、エベレストも小さく見えるほどだと紹介している。惑星の地名を管理する国際天文学連合の地名集では、この名は1973年に正式に認められ、古くから望遠鏡で見えていた模様に付けられた古典的な呼び名を受け継いだもの、とされている。神々の山の名は、地球のギリシャの山から、はるかに大きな火星の火山にまで渡ったことになる。

近現代NASA公式サイト近現代惑星命名法地名集(Gazetteer of Planetary Nomenclature)

元になった神話

オリュンポス山神々が住まう山。ギリシャ本土北部に実在する高峰であると同時に、天上そのものとしても語られ、ホメロスは両者を区別しない。『イリアス』では、神々がそれぞれここに館を持つ。

オリュンポス山から来たほかの言葉