ギリシャ神話が語源の言葉

lotus-eater

怠惰な享楽者

ロートスを食べた仲間を船へ引き戻すオデュッセウス。17世紀の版画。
ロートスを食べた仲間を船へ引き戻すオデュッセウス。17世紀の版画。テオドール・ファン・トゥルデン『ロートスを食べる人々の島のオデュッセウス』1633年・Public domain

「現実を忘れて心地よさに浸る人」の意の英語(1812年)。『オデュッセイア』第9歌で、その実を食べると帰郷を忘れてしまうロートス(lotos)を常食する人々 lotophagoi にちなむ。英語 lotophagi はすでに1600年頃に見える。

近現代オンライン語源辞典ホメロスオデュッセイア

元になった神話

ロートパゴイ(蓮を食う人々)花の実を常食とする人々。その実を口にした者は帰郷の意志を失い、その地に留まりたいとだけ願うようになる。オデュッセウスは食べた仲間を泣きわめくまま船に縛りつけて出航した。