ギリシャ神話が語源の言葉

labyrinth

迷路

迷宮の奥の怪物ミノタウロスに、組みついて打ち倒そうとするテセウス。
迷宮の奥の怪物ミノタウロスに、組みついて打ち倒そうとするテセウス。『テラコッタのアンフォラ(壺)』前540年ごろ・Public Domain (The Met Open Access, CC0)

「迷路・迷宮」を意味する英語。ラテン語 labyrinthus、ギリシャ語 labyrinthos を経て15世紀初めに英語に入り、1540年代には「込み入った状況」の比喩にもなった。1690年代からは耳の奥の器官「内耳迷路」の名でもある。語源はギリシャ語以前の言葉とみられ、両刃の斧 labrys と結びつける伝統的な説を、言語学者ビークスは推測的だとしている。

近現代オンライン語源辞典近現代デジタル大辞泉

元になった神話

ラビュリントスクレタ王ミノスの命で名工ダイダロスが造った、出口の分からない建物。ミノタウロスが閉じ込められ、テセウスはアリアドネの糸を頼りに出入りした。英語 labyrinth(迷路)の語源で、耳の奥の「内耳迷路」の名にもなっている。