ギリシャ神話が語源の言葉

土星の衛星エピメテウス

蓋を開けてのぞき込むパンドラ。この絵では、甕ではなく箱になっている。
蓋を開けてのぞき込むパンドラ。この絵では、甕ではなく箱になっている。ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『パンドラ』1896年・Public domain

土星の衛星エピメテウスは、1966年に観測されたとき、同じ軌道にもう一つの衛星ヤヌスがいることに誰も気づかず、1つの星だと思われていた。2つの天体がほとんど同じ軌道を分け合っていると分かったのは1978年で、1980年に探査機ボイジャー1号が確かめた。名は、兄弟プロメテウスの忠告を聞かずに、神々から贈られたパンドラを受け入れたエピメテウスから。土星にはプロメテウスとパンドラの名を持つ衛星もあり、神話の三人が同じ星のまわりにそろっている。

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元になった神話

エピメテウスプロメテウスの弟で、イアペトスの子。兄の忠告に反してゼウスからの贈り物である最初の女パンドラを受け取り、人間に災いを招き入れた。名前は「あとから考える者」と解され、「先に考える者」プロメテウスと対の兄弟として語られる。