ギリシャ神話が語源の言葉

始新世

薄い衣をなびかせて夜明けを告げる「暁」。ブグローの絵。
薄い衣をなびかせて夜明けを告げる「暁」。ブグローの絵。ウィリアム・アドルフ・ブグロー『暁』1881年・Public domain

地質時代の「始新世(Eocene)」は、1831年にウィリアム・ヒューエルがライエルへの手紙で提案した語で、ギリシャ語 ēōs(曙)と kainos(新しい)を組み合わせた「新しい時代の夜明け」の意味。以後、地学で「最初期の」を表す接頭辞 eo- が広まった。ēōs は曙の女神エオスの名でもある。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

エオス曙の女神。ヒュペリオンとテイアの娘で、太陽ヘリオス・月セレネの姉妹。毎朝「薔薇色の指」で空を染めて現れる姿はホメロスの定型句になっている。人間の美青年を次々にさらう恋多き女神で、トロイア王子ティトノスとのあいだに英雄メムノンをもうけた。

エオスから来たほかの言葉