ギリシャ神話が語源の言葉

キヤノン EOS

薄い衣をなびかせて夜明けを告げる「暁」。ブグローの絵。
薄い衣をなびかせて夜明けを告げる「暁」。ブグローの絵。ウィリアム・アドルフ・ブグロー『暁』1881年・Public domain

キヤノンのカメラ「EOS(イオス)」は、1987年3月発売の EOS 650 から始まった。キヤノンは公式に、EOS は「Electro Optical System」(電子光学システム)の頭文字であり、同時にギリシャ神話の「曙の女神」の名でもある、と説明している。技術の略語と女神の名を重ねた名前である。ギリシャ語の eos はそのまま「夜明け」という意味の言葉でもあり、ローマの曙の女神アウロラ(オーロラの語源)とは、名前の根っこが同じだと語源辞典は説明している。

近現代キヤノンの「EOS SYSTEM」が誕生35周年(ニュースリリース)近現代オンライン語源辞典

元になった神話

エオス曙の女神。ヒュペリオンとテイアの娘で、太陽ヘリオス・月セレネの姉妹。毎朝「薔薇色の指」で空を染めて現れる姿はホメロスの定型句になっている。人間の美青年を次々にさらう恋多き女神で、トロイア王子ティトノスとのあいだに英雄メムノンをもうけた。

エオスから来たほかの言葉