メムノンの巨像
エジプトのテーベ(今のルクソール)のナイル川西岸にある、アメンホテプ3世の座像とされる一対の巨像の通称。パウサニアスは、多くの人はこれをメムノンと呼ぶがテーバイの人々はパメノフという土地の人物の像だと言う、と記し、像が日の出ごとに弦の切れた竪琴のような音を出したこと、カンビュセスによって壊されたと伝えられることを述べる。デジタル大辞泉は、この名がプトレマイオス朝の時代に、トロイア戦争でアキレスに討たれたメムノンにちなんで付いたとする。ブリタニカ国際大百科事典は、暁に鳴る音が、メムノンが毎朝母エオスを慕って漏らす声だと言われるようになった、と書く。
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