ギリシャ神話が語源の言葉

カオス

英語 chaos は14世紀後半に「ぽっかり開いた空虚・計り知れない空間」の意味で入った語で、ギリシャ語 khaos「口を開けた深淵」から来ている。「無秩序・大混乱」の意味は1600年ごろからで、ラテン語訳聖書の天地創造の場面での用法と、オウィディウスが混沌(カオス)を秩序ある宇宙(コスモス)の反対に置いたことに根がある。数学の「カオス理論」の用例は1977年ごろから。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

カオス世界の最初に生じた存在。ヘシオドス『神統記』では「まず最初にカオスが生じた」とされ、ここから闇(エレボス)と夜(ニュクス)が生まれる。原義は「口を開けた空隙」で、「ごちゃ混ぜの混沌」という意味はローマのオウィディウス以降に強まった。

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