ギリシャ神話が語源の言葉

カリプソ

音楽

洞窟の前のカリュプソ(右)と、岩の上から海のほうを向いて立つオデュッセウス。ベックリンの絵。
洞窟の前のカリュプソ(右)と、岩の上から海のほうを向いて立つオデュッセウス。ベックリンの絵。アルノルト・ベックリン『オデュッセウスとカリュプソ』1882年・Public domain

トリニダード島で育った歌・音楽のジャンル名。語源辞典は、この音楽の意味での初出を1934年とし、名の由来ははっきりしないとして、『オデュッセイア』の女神カリュプソとの関係には触れていない。精選版日本国語大辞典も、音楽のカリプソ(スペイン語由来とする)と、女神カリュプソの英語名としてのカリプソを、別の項目に分けて載せている。女神の名 Καλυψώ は、kalyptein「覆い隠す」から「隠す者」の意とされる。

近現代オンライン語源辞典近現代精選版 日本国語大辞典

元になった神話

カリュプソオギュギア島に住む女神(ニンフ)。難破したオデュッセウスを7年引き留め、不死と不老を与えると申し出るが、彼は故郷と妻を選ぶ。ゼウスの命でヘルメスが遣わされ、ようやく彼を送り出す。

カリュプソから来たほかの言葉