出典 · 近現代の翻案・映像化
ガーディアン「Sex, beds and grisly executions: what Christopher Nolan’s The Odyssey changed, invented – and left out」
クリス・トライホーン(Chris Tryhorn) · 2026年7月20日(2026年10月閲覧) · The Guardian: what Christopher Nolan’s The Odyssey changed, invented – and left out
映画『オデュッセイア』(2026)が、ホメロスの『オデュッセイア』から省いたもの・足したもの・変えたものを並べた記事。筆者は『オデュッセイア』の再話本の著者。省いたもの: 神々(描かれる神はゼンデイヤのアテナだけで、オデュッセウスにしか見えない幻として現れ、良心のように見える)、ナウシカアとパイエケス人(冒険の話はカリュプソに、取り戻した記憶として語る)、冥界のアキレス・アイアス・母・エルペノル、裏切った女たちの処刑、ペネロペの寝台の試し(代わりにアテナの像を見せる)。足したもの: 木馬、シノン(ウェルギリウス『アエネイス』2巻から。アンティノオスの身代わりにされた前史は創作)、「海から来た人々」。変えたもの: カリュプソ(ロートスの花で記憶を失わせ、哀れんで放す)、キュクロプス(ほとんど話さず、「誰でもない」の計略と名乗りの場面がない)、キルケ(男たちの獣のようなふるまいへの怒りが動機に見える)、待ち伏せと父子の再会(神殿でアンティノオスの雇った者たちがテレマコスを襲い、変装したオデュッセウスが救う)、結末(テレマコスが王になり、オデュッセウスとペネロペが戦死した仲間を弔うために船出する)。2026-10-13 確認。
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