出典 · 近現代の翻案・映像化
古イタケ — ホメロス問題への一寄与
ヴィルヘルム・デルプフェルト · 1927年 · Alt-Ithaka. Ein Beitrag zur Homer-Frage
全2巻、München-Gräfelfing: Richard Uhde 刊。レフカダ(レウカス)島こそホメロスのイタケだとする説を、現地発掘と地形の照合から展開した。イタケ比定論の近代における起点の一つ。
この出典が語っていること
イタケ
- ホメロスの地理描写が現在のイタキ島の地形と合わないとして、別の島を「ホメロスのイタケ」とする説が19世紀以降繰り返し提出されてきた。デルプフェルトは『古イタケ』(1927)でレフカダ島を、ビトルストンらは『オデュッセウス・アンバウンド』(2005)でケファロニア島西部のパリキ半島(青銅器時代には独立した島だったとする)を挙げる。決着はついていない。 (W. Dörpfeld, Alt-Ithaka(München-Gräfelfing, 1927)全2巻。R. Bittlestone with J. Diggle & J. Underhill, Odysseus Unbound(Cambridge UP, 2005)。書誌を確認、本文は未読)