出典 · 近現代の翻案・映像化
オルフェ
ジャン・コクトー監督 · 1950年 · Orphée
舞台を20世紀半ばのパリに移した映画。死の使いは黒い制服のオートバイ乗り、冥界への入口は鏡。主演ジャン・マレー(オルフェ)、マリー・デア(ユリディス)、マリア・カザレス(王女=死)。1950年ヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家賞。
この出典が語っていること
エウリュディケ
- コクトーの映画『オルフェ』(1950)では、舞台が現代のパリになり、ユリディス(マリー・デア)は死の使いのオートバイ乗りに連れ去られる。夫が振り返ってはいけないという条件は、鏡越しでも見てはいけないという形で残る。 (現代解釈レイヤー。「鏡越し」の条件の細部は未確認)
オルペウス
- 近現代の翻案: モンテヴェルディ『オルフェオ』(1607)は最後にアポロンがオルフェオを天へ導く。グルック『オルフェオとエウリディーチェ』(1762)では愛の神アモーレがエウリディーチェを生き返らせる幸福な結末に変えた。オッフェンバックのオペレッタ『地獄のオルフェ』(1858)は日本では『天国と地獄』の題で知られ、序曲の終盤は運動会の徒競走の定番曲。コクトーの映画『オルフェ』(1950)は舞台を現代のパリに移し、冥界への入口を鏡にした。 (現代解釈レイヤー。各作品の出典ファイルの注記を参照)