トロイオンス

金の値段でよく見る単位トロイオンス。「トロイ」と聞くとトロイの木馬のトロイアを思い浮かべるが、関係はない。語源辞典によれば、このトロイはフランスの町トロワ(Troyes)のことで、中世にこの町で開かれた大きな市で使われた重さの決まりが「トロワの重さ」と呼ばれた。中世の大きな町はそれぞれ自前の重さの基準を持っていて、その一部が他の土地の商人にも広く使われるようになったという。英語では14世紀後半から宝石や貴金属を量る単位として使われ、1トロイポンドは12トロイオンスに分けられる。トロワの町の名も、古代にそこに住んだ人々の部族名から来ていて、トロイアとはつながらない。
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