ギリシャ神話が語源の言葉

チタン

大鎌を手に、父の天空の神に襲いかかるクロノス。
大鎌を手に、父の天空の神に襲いかかるクロノス。ジョルジョ・ヴァザーリ、クリストーファノ・ゲラルディ『サトゥルヌスによるウラノスの去勢』16世紀・Public domain

元素チタン(titanium)は、1795年にドイツの化学者クラプロートが、ラテン語 Titan(ティタン)から名づけた。ティタンを「大地の息子たち」とみなす発想による命名で、クラプロートはその前にウラン(uranium)も命名している。純粋な金属として取り出されたのは1887年。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

ティタノマキアクロノス率いるティタン神族と、ゼウス率いるオリュンポスの神々が世界の支配権を争った十年に及ぶ戦い。ゼウスは地下に閉じ込められていた百手の巨人たちを解き放って味方につけ、雷を武器に勝利し、敗れたティタンたちをタルタロスに閉じ込めた。ギリシャ神話で「今の神々の時代」が始まる転換点にあたる。

ティタノマキアから来たほかの言葉