ギリシャ神話が語源の言葉

月をつくった天体テイア

馬車に乗った太陽の神アポロンの先を飛ぶ、曙の女神。グイド・レーニの絵(1612〜1614年)。
馬車に乗った太陽の神アポロンの先を飛ぶ、曙の女神。グイド・レーニの絵(1612〜1614年)。グイド・レーニ『アウロラ』1612〜1614年・Public domain

月の成り立ちにはいくつかの説があるが、NASAによれば、そのほとんどに共通するのは、太陽系ができたころ、火星ほどの大きさの天体(あるいはいくつもの天体)が若い地球にぶつかり、飛び散った物質から月ができたという考えである。NASA は、この衝突した天体が、月の女神セレネの母であるティタンの女神にちなんで「テイア」と名づけられていると説明している。

近現代NASA公式サイト

元になった神話

テイアティタンの女神の一柱で、太陽ヘリオス・月セレネ・曙エオスの母。自分の物語はほとんど残っていないが、「光の母」という位置づけが後の詩人や現代の天文学にまで引き継がれた。