ギリシャ神話が語源の言葉

sphincter

括約筋

翼と女性の顔を持つスフィンクス。デルポイに奉納された像。
翼と女性の顔を持つスフィンクス。デルポイに奉納された像。作者不詳『ナクソス人のスフィンクス』写真は2007年・Public domain

ギリシャ語 Sphinx は「締めつける者」の意と解され、σφίγγειν(締める、縛る)から作られたとされる。同じ動詞から、筋肉の輪で管を締める「括約筋」を指す sphincter ができた。英語 sphinx はテーバイの怪物の意味で15世紀初めから、エジプトの像の意味で1570年代から、ギザの大スフィンクスについては1610年代から使われ、「正体の知れない謎めいた人」の比喩は1600年頃から。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

スフィンクス女の顔、獅子の体、鳥の翼をもつ怪物。テーバイ近くの山に陣取って謎を出し、解けない者を食らった。オイディプスが「人間」と答えて謎を解くと、身を投げて死んだ。ギリシャのスフィンクスは翼のある雌で、エジプトの男性の頭をもつ翼のない像とは姿が違う。