ギリシャ神話が語源の言葉

土星の衛星レア

産着にくるんだ石を、わが子と偽って夫に差し出すレア。
産着にくるんだ石を、わが子と偽って夫に差し出すレア。『テラコッタのペリケ(壺)』前460〜前450年ごろ・Public Domain (The Met Open Access, CC0)

土星で2番目に大きい衛星レアは、1672年に天文学者カッシーニが見つけた。名は、クロノスの妻でゼウスの母にあたるティタンの女神レアから。土星の衛星をクロノスの兄弟姉妹の名で呼ぶという、天文学者ジョン・ハーシェルの提案による。表面の地形には、主に世界各地の天地創造の神話に出てくる人物や場所の名が付けられている。

近現代NASA公式サイト

元になった神話

レアティタン神族の女神で、クロノスの妻。オリュンポスの主要六神の母。夫が子を呑み込み続けるのに耐えかね、末子ゼウスを石とすり替えて隠し、神々の世代交代を実現させた。