ジェミニ計画

アポロ計画の前に、アメリカが二人乗りの宇宙船で行ったのがジェミニ計画である。NASAの公式の歴史によると、計画は最初「マーキュリー・マークII」などと呼ばれていたが、NASA本部の命名委員会が「ジェミニ」を選んだ。黄道十二星座の一つ、ふたご座のラテン語名で、意味は「双子」。名付け親は職員のアレックス・ネイギーで、賞品にスコッチを1本もらった。ネイギーは、二人乗りであること、宇宙船どうしのランデブーを目指すこと、先行のマーキュリー計画とのつながりに、この名がうまく合うと考えたという。ふたご座の双子は、ゼウスの息子たちと呼ばれたカストルとポリュデウケス(ラテン語でポルックス)で、星座の二つの明るい星にもその名が付いている。
