ギリシャ神話が語源の言葉

ニンフ

森の泉に集うニンフたち。ブグローの絵。
森の泉に集うニンフたち。ブグローの絵。ウィリアム・アドルフ・ブグロー『ニンフの泉』1878年・Public domain

英語 nymph は14世紀後半から見られ、古フランス語とラテン語を経てギリシャ語 nymphē から来ている。nymphē は元は「花嫁、若妻」の意味で、のちに「美しい若い女」、さらに「美しい乙女の姿をした半神的な存在」を指すようになった。英語では1570年代から、昆虫の幼虫と成虫のあいだの段階(若虫)の意味でも使われる。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

ニンフ山・泉・川・木に宿る若い女の姿の女神たち。神々ほどではないが長命で、自然の特定の場所と結びつく。ホメロスでは「ゼウスの娘たち」と呼ばれ、オデュッセウスの故郷イタケの洞窟にも祀られている。