ギリシャ神話が語源の言葉

ニーモニック

灯火を手にした記憶の女神ムネモシュネ。ロセッティの絵。
灯火を手にした記憶の女神ムネモシュネ。ロセッティの絵。ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ『ムネモシュネ』1876〜1881年ごろ・Public domain

英語 mnemonic(記憶を助ける、1753年)は、ギリシャ語 mnēmonikos「記憶の」から来ている。元の mnēmē(記憶)は、記憶の女神ムネモシュネの名と同じ「覚えている」という語根に属する。女神の名から作られた語というより、同じ根から出た親戚にあたる。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

ムネモシュネ記憶を神格化したティタンの女神。ゼウスと九夜を共にして九人のムーサ(詩歌の女神)を産んだ。詩人が過去の出来事を歌えるのは記憶の娘たちが語らせるから、という古代ギリシャの詩の考え方の根にいる女神。