ギリシャ神話が語源の言葉

木星の衛星レダ

白鳥の姿のゼウスに寄り添われるレダ。メルツィの絵。
白鳥の姿のゼウスに寄り添われるレダ。メルツィの絵。フランチェスコ・メルツィ『レダと白鳥』1508〜1515年・Public domain

木星の衛星レダは、1974年に見つかった半径10キロほどの小さな衛星である。見つけた天文学者は、そもそも衛星に名前を付けることに反対で、昔ながらの番号で呼ぶほうを支持していた。それでも名前を付けるならと出したのが「レダ」だった。白鳥の姿のゼウスと結ばれ、ヘレネたちの母になった女性である。木星の衛星には、ゼウスの恋人や子孫の名を付ける決まりがある。

近現代NASA公式サイト

元になった神話

レダスパルタ王テュンダレオスの妻。白鳥の姿のゼウスと交わり、ヘレネやカストル・ポリュデウケスの母になったと語られる。「レダと白鳥」として絵画の題材にもなった。