ギリシャ神話が語源の言葉

イサカ

ニューヨーク州

機を織るペネロペイアのもとへ、求婚者たちが押しかけてくる。
機を織るペネロペイアのもとへ、求婚者たちが押しかけてくる。ピントゥリッキオ『ペネロペイアと求婚者たち』1509年ごろ・Public domain

ニューヨーク州中部の都市。1795年に測量長官サイモン・デウィットがオデュッセウス(ラテン名ウリクセス、英語ユリシーズ)の故郷にちなんで命名した。周囲の軍用地には Ulysses, Homer, Hector など古典古代の地名が並ぶ。カヴァフィスの詩「イタケ」(1911年)は、帰り着くべき島イタケを、旅そのものに意味があるという主題で歌い直した。

近現代測量長官サイモン・デウィット——ニューヨーク州のギリシャ地名をつくった男近現代イタケ

元になった神話

イタケオデュッセウスの王国であるイオニア海の島。岩がちで馬を走らせる土地はないが「若者を育てるよき乳母」と本人が語る。『オデュッセイア』全体が、この島へ帰ろうとする物語である。