ギリシャ神話が語源の言葉

ヒヤシンス

ヒュアキントスの死。ジャン・ブロックの作。
ヒュアキントスの死。ジャン・ブロックの作。ジャン・ブロック『ヒュアキントスの死』1801年・Public domain

花の名。ギリシャ語 hyakinthos から。古代には青い宝石(サファイアか)と、紫か濃い赤の花の両方を指したが、どの花かは分かっていない。英語では宝石の意味(jacinth)が1200年頃、植物の意味が1550年代で、今の Hyacinthus 属に使われるのは1570年代から。ギリシャ語以前の地中海の言葉から来た語と考えられている。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

ヒュアキントスアポロンに愛されたスパルタの美少年。二人で円盤投げをしていて、アポロンの投げた円盤に当たって死に、その血から嘆きの文字「AI AI」を花びらに刻んだ花が咲いた。スパルタ近郊アミュクライでは、アポロンと並んで祭(ヒュアキンティア)で祀られていた。