ギリシャ神話が語源の言葉

激怒

母を殺したオレステスを追う、復讐の女神たち。ブグローの絵。
母を殺したオレステスを追う、復讐の女神たち。ブグローの絵。ウィリアム・アドルフ・ブグロー『オレステスの悔恨(復讐の女神たちに追われるオレステス)』1862年・Public domain

英語 fury はラテン語 furia「激しい情念、怒り、狂気」から来ている。英語ではまず14世紀後半に神話の「フリアエの一人、復讐の霊」の意味で見え、「激しい怒り」の意味は15世紀初めから。ローマ人はギリシャ語のエリニュスを Furiae と訳しており、英語の the Furies(復讐の女神たち)もここから来ている。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

エリニュス肉親殺しや誓いを破る罪を追いつめる復讐の女神たち。ヘシオドスでは切り落とされたウラノスの血から、アイスキュロスでは夜ニュクスから生まれる。母を殺したオレステスを追う姿で知られ、アテナに説得されてアテナイの守り神「尊い女神たち」になる。