ギリシャ神話が語源の言葉

エーテル

英語 ether は古フランス語・ラテン語を経て、ギリシャ語 aithēr「上層の空気、澄んだ明るい空気、空」から来ている。元は「燃える、輝く」を意味する aithein に結びつく語。英語では14世紀後半から「天の上層」の意味で使われた。化学物質の名としては1730年頃に名づけられ(英語での使用は1757年までに見られる)、麻酔作用がはっきり確かめられたのは1842年。形容詞 ethereal(天上の、この世ならぬ)も同じ語から。

近現代オンライン語源辞典

元になった神話

アイテル天の上層の輝く大気を神格化した原初の神。ヘシオドスでは夜ニュクスと闇エレボスの子で、昼ヘメラと兄妹。英語の ether(エーテル)と ethereal(天上の・この世ならぬ)はこの名から来ている。